荒木陽太郎が教える DAWストリングス基礎マニュアル 知識編

荒木陽太郎

この講座について

”DAW(DTM)ユーザーにとってのストリングス・アレンジに関する基本的な知識と実践方法を全て教えます”

これまで、DAWのストリングス・アレンジに特化したレッスンはありませんでした。
ここでは、DAW(DTM)を利用して音楽制作を行なっている人にストリングス・アレンジを行う上での基礎知識全般と基本的な実践方法を教えます。
多くのDAWユーザーにとって、ストリングス・アレンジというのはかなり高いハードルではないでしょうか。

・ストリングスを自分の作品に入れたいのだが、どうやれば良いかわからない
・ストリングスを入れたのは良いのだが、なぜか感じが出ない
・ストリングスを和音にしたが、どうも響きが良くない
・メロディーラインがストリングスらしくない
・良い音源を使っているが、生のストリングスの感じにならない

以上のような問題や悩みを抱えている方に適したレッスンです。

講師のプロフィール

荒木陽太郎 Yohtaro Araki

キーボード・シンセサイザー奏者
DAW・プログラマー、作・編曲家
大学在学中より演奏家として様々なアーティストのサポートを務める。その後、CM音楽制作、イベント・コンサートなどでの音楽監修、作編曲を手がける。様々なTV音楽番組に音楽監修、編曲者、出演者として参加。インストラクターとして、音楽学校MESAR HAUSにて、DTMクリエイティブ講座、一般アレンジテクニック、ストリングス・ブラスアレンジの講師を務める。産業能率大学において『エンターテインメントビジネス講座』の「音楽ビジネスについて」の講座を担当している。
また、日本LOGIC USER GROUPの創立メンバーとして、長年LOGIC PROの普及や啓蒙のため、銀座アップルシアター等で、数多くの講演やワークアウトを行う。
現在はネットを通じ、LOGIC PROのレクチャーを行っている。


<主な参加アーティスト&音楽プログラム>
・AKB48,HKT48,藤あや子,伍代夏子(ステージサポート)
・CX『SMAPxSMAP』( 音楽コンテンツ制作)
・CX『Music Fair』(編曲、出演)
・NHK BSP 『J-POP 青春の80’』(編曲、出演)
・『歌える!JPOP 〜黄金のヒットバレード決定版』(編曲、出演)
・May’n Special Concert 2013 “Mic-A-Mania” @Budocan (ストリングスアレンシ監修゙) 
・『春の高校バレー大会』テーマ曲、入場行進曲(ブラスバンドアレンジ)
・STU48と広島交響楽団とのコラボレーション「桜の花びらたち」(オーケストラアレンジ)
・ひろしま国際平和文化祭~HIROSHIMA FESTIVALオープニングセレモニー「花は誰のもの?」(オーケストラアレンジ)

講師のポートフォリオ

May’n Special Concert 2013 “Mic-A-Mania” @Budocan (ストリングスアレンシ監修゙) 

『歌える!JPOP 〜黄金のヒットバレード決定版』(編曲、出演)

このようなことが学べます

Point 01

*和音(コードトーン)から白玉バッキング(パッド)を作る

・トップラインの選択
次のようなコード進行の曲があり、シンプルに白玉アレンジする場合を考えてみましょう。
まずは、シンプルに、指定のダイアトニックコードをルートから順に積みあげています。
ご自分のDAWで同じようにデータ入力をしてみてください。

Point 02

*ライン・アプローチ

・カウンター・メロディー
次に、メイン・メロディー(主旋律)がボーカルで、
そこにストリングスがカウンター・メロディーとして入る場合を考えましょう。
設定のメロディーとコード進行は前のレッスンと同じ物を使います。
カウンター・メロディーは、あくまで、メイン・メロディーのサポート役ですから、
「邪魔をしない、引き立て役に徹する。」ことが大切です。

講師 荒木陽太郎からご挨拶

この講座ではDAWにおけるストリングス・アレンジを行う上での必要な知識と方法を教えます。
これをマスターすることによって実際のストリングスにも適応できるようになります。

「ストリングス・アレンジ」を実際に行うために必要な知識を解説します。
生の演奏者が実際に演奏する事ができるアレンジを作る事と、それをDAWで再現する方法を同時に探求するという、野心的なプログラムになっています。

ストリングス・アレンジにおいて”生で演奏する事ができるアレンジを書く事”と、DAWでのプログラミングにおいて”生演奏のようなストリングス・アレンジを書く事”、この両者は基本的に同じ事といえます。
言い方を変えると、この講座で身につけたストリングス・アレンジをそのまま譜面に起こせば、生の演奏者にレコーディングやステージで演奏してもらう事ができます。
そのアレンジを最近の非常に高品位なDAWのプラグインで再現すれば、クオリティーの高いストリングス・サウンドを再現できるという事になるのです。
音色が素晴らしいだけでは、リアリティーはいま一つ足りません。きちんとしたアレンジがあってこそ初めて、素晴らしい音色も生きてくるのです。
もちろん、打ち込んだストリングスと、生演奏のストリングスが、同等ということではありませんが、「知っていればこその、使いよう」と言いましょうか、必ず、自分の作品にストリングスサウンドを入れようとする際に、役立つと思います。

コースの内容

01楽器と記譜
  • はじめに
  • ストリングスとは?
  • 各楽器について詳しく知る
  • 各楽器の記譜のルール
  • 楽器ごとの譜表スタイル
  • まとめ
02四声体、編成
  • 四声体、編成について
  • ストリングス・アレンジの考え方の出発点
  • 様々なストリングスの編成
  • まとめ
03和音アプローチ
  • 和音アプローチとは
  • 白玉(しろたま)とは
  • 和音(コードトーン)から白玉バッキング(パッド)を作る
  • まとめ
04リズム・アプローチ
  • リズム・アプローチとは
  • 白玉からリズムを作り出す
  • コンスタントな刻みアレンジを作る
  • リズムにバリエーションを加える
  • 魅惑のリズム・アレンジのためのヒント
  • まとめ
05ライン・アプローチ
  • ライン・アプローチとは
  • メロディーラインからのアレンジ 
  • カウンター・メロディー(副旋律)
  • 旋律的なストリングス・アレンジの様々な手法
  • クロマチック
  • まとめ
06音色、奏法、アーティキュレーション
  • 様々な音色、奏法、装飾(アーティキュレーション)
  • DAWにおける、音色切り替えの実際
  • まとめ

こんな人におすすめのコースです

受講条件

本コースを荒木陽太郎から学ぶべき理由

DAWユーザーにとってストリングス・アレンジはかなり高い障壁になっています。それをリアルな生でのストリングス・アレンジとバーチャルなDAWでのストリングス・アレンジ両方でやって来られた荒木氏が講座形式にまとめた貴重なレッスンです。

荒木陽太郎氏は、長年皆さんが耳にされている多くのテレビの音楽番組やアーティストのコンサートでのアレンジを手掛けられてきました。また、音楽制作において、DAWを活用したレコーディングにおいてもたくさんの作品を残されています。このように、リアルな音楽現場でのアレンジメントと、バーチャルな音楽制作の両方の知識と経験から生まれてくるノウハウがストリングス・アレンジメントでは必要になってきます。いかに、バーチャルなDAWにおいて説得力のあるストリングスを表現するかをこの講座でまとめてあります。

株式会社MOP

インタビュー

Question 01

*DAWを使ってストリングス・アレンジを行う上で1番大切なことはなんですか?

私が生のストリングスのアレンジをする場合、いつも心がけていることは、実際に演奏していただく皆さんが、自分の書いたアレンジに向き合って真剣に演奏してくださってる様子を頭の中でイメージするようにしています。「楽しんで演奏してもらえているだろうか?」「演奏不可能で非現実的なアレンジになってはいないだろうか?」などです。それと同じようなことがDAWでも大事だと考えています。実際にはDAWの上で、鳴らすのがシンセやプラグインであったとしても、”人が演奏するのと同じようなバランスが取れている”ことがとても大切だと思っています。そのような考え方を持つことが、結果として、聴く人にとって”説得力のあるストリングスサウンドになっている”という事に繋がるはずです。

Question 02

*コースに込めた思いを教えてください。

これまでにコンサートやテレビなど沢山のストリングス・アレンジをやって来ました。
うまくいく事もあれば、うまくいかないこともありました。
そういった経験から培ったアレンジのノウハウを今回まとめてみました。

アレンジは、正解が一つしかない解を求める作業ではなく、
無限の大正解から、たった一つを泣く泣く選ぶ作業です。

勉強していく中で、生みの苦しみも当然味わうはずです。
同じ曲を違う日の違う時間にアレンジしたら、
全て違うアレンジになるのではないか?とも思います。
「これをやれば、100%最高で、完璧なアレンジができるようになるよ!」
というレッスンは存在しないでしょう。

受講生の皆さんが、
これまで漠然と何から手をつけて良いかまったくわからなかったストリングス・アレンジという分野に道が通じ、
大好きになってもらえたら嬉しい限りです。

受講の流れ

MMLのコースは、課題添削つきコースと、課題添削なしの⾃学⾃習コース があります。
受講されるコース内容をご確認の上、受講の流れをご確認ください。

01

受講する講座を購入する

購入ボタンから受講する講座を購入します。
「購入する」ボタンをクリックするとショッピングカートにコースが入りますので、画面に従って購入手続きを行ってください。料金のお支払いにはクレジットカードが必要です。

02

会員登録を行う

購入手続きの途中で会員登録が必要になります。会員登録には費用はかかりません。1度登録していただけば、別のコース受講の際は改めて登録していただく必要はありません。登録したメールアドレスとパスワードをお忘れないようお気をつけください。

03

レッスンを読む、聴く、観る

当サイトにログインし、右上にある「マイページ」にアクセスしてください。「購入履歴」に表示されているコース名をクリックすると、受講を申し込まれたコースページに移動し、そのコースを参照することができます。

04

レッスン内容に沿って練習する

テキストや譜面、音源、動画などから技術やノウハウを学び、レッスンを進めてください。一度受講頂いたコースのテキストは、いつでもアクセス可能です。自分のペースで繰り返し練習を行い、上達を目指しましょう。

課題添削つきコースのみ

05

課題を作成し、提出する

課題添削つきコースには、レッスンごとにレポートや音声ファイルを提出する課題が用意されています。課題を作成したら、ファイルを講師にご提出ください。

06

講師からアドバイスが届く

ご提出頂いた課題ファイルについて、講師からアドバイスが届きます。アドバイスを参考に、さらにレベルアップを目指しましょう。

受講はこちらから

荒木陽太郎が教える DAWストリングス基礎マニュアル 知識編

講師:荒木陽太郎

3,000円

  • 全6チャプター構成
  • 約220ページ相当のテキストブック(写真・動画・音声データ付き)
  • 初級者から中級者向け
  • 課題添削なしのラーニングコースです

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